― 知っておきたい活用範囲と注意点 ―
近年、テレビやSNS、建設現場などで「ドローン」を目にする機会が増えました。
一方で、
- 「結局、ドローンって何ができるの?」
- 「何でもできそうだけど、本当は?」
- 「違法にならないの?」
と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドローンで「できること」と「できないこと」を、
初めての方にも分かりやすく整理して解説します。
ドローンでできること
① 上空からの撮影・記録(空撮)
ドローンの最も代表的な役割が「上空からの撮影」です。
- 建物や敷地全体の撮影
- 工事前・工事後の記録
- 屋根や外壁など高所の確認
人が足場やはしごを使わなくても、安全な場所から状況を確認できるのが大きなメリットです。
② 高所・危険箇所の点検
ドローンは、人が近づきにくい場所の点検にも向いています。
- 屋根・外壁
- 高い位置の配管や設備
- 足場を組みにくい場所
これまで「危険・手間・コスト」がかかっていた作業を、
短時間かつ安全に行える点が評価されています。
③ 現場全体の把握・進捗確認
建設現場では、ドローンによる俯瞰撮影が活用されています。
- 工事の進み具合を上から確認
- 現場の配置や動線の把握
- 記録写真としての保存
現場を歩き回らなくても、全体像を一目で確認できるのが強みです。
④ 人が入れない場所の確認
- 崖・急斜面
- 狭くて暗い場所
- 立ち入りが危険なエリア
こうした場所も、ドローンなら安全距離を保ったまま確認できます。
ドローンで「できないこと」「誤解されがちなこと」
① どこでも自由に飛ばせるわけではない
よくある誤解ですが、
ドローンは好きな場所で自由に飛ばせるわけではありません。
場所や飛ばし方によっては、
事前の許可や承認が必要になります。
例:
- 人が多く住んでいる地域
- 夜間の飛行
- 人の上を飛ばす飛行
知らずに飛ばすと、法律違反になる可能性があります。
② 天候に強いわけではない
ドローンは精密機械です。
- 強風
- 雨
- 雪
こうした天候では、安全に飛行できないことがあります。
「いつでも必ず飛ばせる道具」ではありません。
③ 人の代わりにすべての作業ができるわけではない
ドローンは万能ではありません。
- 実際に触って確認する作業
- 細かな補修・施工
- 人の判断が必要な工程
こうした作業は、人の手が必要です。
ドローンはあくまで「補助する道具」と考えるのが現実的です。
④ 資格があれば何でもOK、ではない
「資格があれば自由に飛ばせる」と思われがちですが、
資格があっても守るべきルールは同じです。
- 飛行場所の制限
- 安全確保
- 周囲への配慮
が必ず求められます。
ドローンは「正しく使えば」とても便利な道具
ドローンは、
- 安全性の向上
- 作業時間の短縮
- 記録の正確性向上
といった大きなメリットがあります。
一方で、
- 法律
- 天候
- 使用条件
を無視すると、トラブルにつながる可能性もあります。
大切なのは、
「できること」と「できないこと」を正しく理解して使うことです。
まとめ
- 上空からの撮影・記録
- 高所・危険箇所の点検
- 現場全体の把握
- どこでも自由な飛行
- 悪天候での安定飛行
- 人の作業を完全に代替
ドローンは、
魔法の道具ではありませんが、正しく使えば非常に心強いツールです。
よくある質問(Q&A)
Q1. ドローンは資格がないと飛ばせませんか?
A. 必ずしも資格が必要というわけではありません。
ただし、飛行する場所や方法によっては、事前の許可や承認が必要になります。
「資格がある=どこでも自由に飛ばせる」ではない点には注意が必要です。
Q2. 100g未満のドローンなら、どこでも飛ばせますか?
A. いいえ、100g未満でもルールはあります。
航空法の一部対象外になる場合はありますが、
公園・施設・私有地などでは、管理者のルールや別の法律が関係します。
「小さいから大丈夫」とは限りません。
Q3. ドローンで人や建物の真上を飛ばしても大丈夫ですか?
A. 原則として注意が必要です。
人の上空や建物の近くを飛行する場合、安全確保が強く求められます。
特に人口密集地区、人(第三者)または物件(第三者の建物・車など)から30M以内を飛行させる場合は事前の手続きが必要になります。
Q4. 雨の日や風が強い日でも飛ばせますか?
A. 基本的にはおすすめできません。
ドローンは風や雨の影響を受けやすく、
安全に飛行できない場合があります。
天候次第で「今日は飛ばさない判断」も重要です。
Q5. ドローンがあれば、点検や確認作業はすべて置き換えられますか?
A. すべてを置き換えることはできません。
ドローンは「見る・記録する」作業が得意ですが、
実際に触る、細かく確認する作業は人の手が必要です。
人の作業を補助する道具として考えるのが現実的です。
Q6. 個人でも業務でも、ルールは同じですか?
A. 基本的なルールは共通です。
趣味か仕事かに関係なく、
安全確保や飛行ルールは守る必要があります。
Q7. ドローンは誰にも迷惑をかけずに使えますか?
A. 周囲への配慮がとても大切です。
音や視線、プライバシーへの配慮を怠ると、
トラブルにつながることがあります。
「飛ばせる=飛ばしてよい」ではない点を意識する必要があります。
Q8. 初めてドローンを使うときに一番大事なことは?
A. 無理をしないことです。
・飛ばせる場所か
・天候は安全か
・周囲に人はいないか
この確認を怠らないことが、
安全でトラブルのないドローン活用につながります。
現場でよくある「これ飛ばしていいの?」みたいな相談をいただきます。
操作のコツから登録・申請まで、実際に使う前提でサポートしてます。
質問などお気軽にお問い合わせください。
